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2012/05/30
新gTLDの今後の予定
残りの2012年に何が起こるのかについて知りましょう
新gTLDの申請書提出期間は終了し、ICANNは6月13日に申請された全ドメインのリストを公表する予定です。この間に、新gTLDプログラムにおいて次に何が起こるか、みてみましょう。
下記のスケジュールは、変更される場合があります。
6月13日：“公表日（Reveal Day）”
ICANNは、申請されたトップレベルの文字列および申請者を公表します。このイベントは、その他の新gTLDプログラムの活動を始動させるきっかけになります。
・ 申請書に対する意見プロセス/Application Comment Process： 関心のある方は、審査員により検討されるために、意見を提出することができます。申請書に対するコメントを審査員へ提出する期間は、60日間です。
・ プログラムに対するフィードバック/Program Feedback： 新gTLDプログラムについて意見を述べたい方は、「プログラムに対するフィードバックフォーラム（Program Feedback forum）」より行うことができます。寄せられた意見については、新gTLDプログラムの継続的な発展プロセスの一環として確認・検討が行われます。プログラムに対するフィードバックは、第一回目の新gTLDプログラムラウンド終了まで継続的に受け付けられます。
・ 異議申立期間/Objection Period： 異議申立てを行う根拠がある方は、どの新gTLD申請書に対しても正式な異議申立てを提出することができます。詳細は、micrositeの「異議申し立てと紛争解決(Objection and Dispute Resolution)」にてご確認ください。ICANNが受理した新gTLD申請書に対して異議申立てを行える期間は、“公表日”から約7ヶ月間です。
7月：初期審査開始
7月から複数の審査員が初期審査となる文字列審査および申請者審査を実施します。文字列審査では、申請された文字列が他のトップレベルドメインと似すぎていないか、技術的要件を満たしているか、地理的名称かどうか、に重点を置きます。申請者審査においては、申請者がレジストリを行う上での適切な技術能力、運用能力、財務能力を示しているかを判断することに重点が置かれます。申請者が提案するレジストリサービスについても、それらのサービスがDNSの不安定を引き起こす可能性があるかを判断するための審査が行われます。
初期審査と並行し、申請者支援プログラム(Applicant Support Program)を通じての財務支援申請者は、支援申請者確認パネル（Support Applicant Review Panel: SARP）によって審査が行われます。
12月/1月：初期審査結果
初期審査期間は終了です。ICANNは初期審査の結果（申請書が初期審査を通過したor通過しなかった）を公表します。初期審査を通過しなかった申請者は、場合によっては再審査を進めることができます。全ての結果は、申請結果ページにて公開されます。
当該期間中、申請者支援プログラムを通じての財務支援申請者は、減額された申請料金が認められたかどうかが分かります。
12月/1月：さらなるプログラムの段階
初期審査を通過し異議申立てを受けなかった申請書は、事前委任（Pre-Delegation）へと進むことが可能です。最終的には、その文字列はトップレベルドメインとしてライブとなり、インターネット上でアクセスすることが可能となります。しかしながら、いくつかの申請書については、状況により特別プロセスの対象となります。例えば、同一のトップレベルドメインに対して複数の申請者が存在する場合（「文字列競合 – String Contention」と称されている状況）は、競合解決のための試みが開始されます。（詳細は、新gTLD申請ガイドブックのモジュール4を参照してください。）
新gTLD申請プログラムは忙しい2012年となる見通しです。2013年の上旬には、いくつかの新gTLDは、プロセスを終了し委託の準備が整っている予定です。その他の新gTLDについてはそれ以上の道のりとなります。
ここに掲載されている日程は、新gTLD申請ガイドブックで説明されている推定スケジュールを基にしています。ICANNは、要求に応じてスケジュールに関する追加情報を提供します。
これで、その他に何が新gTLDプログラムで起こるかが、お分かりいただけたでしょう。
本掲載内容は、情報の概要のみであることにご注意ください。本掲載は、新gTLD申請ガイドブックやその他のICANN新gTLDプログラムの側面を変更する目的ではありません。掲載されている情報が、別途ICANNにより公表されている情報と一貫していない場合には、ICANNからの確認・釈明がない限り、当該情報を信頼しないでください。
