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2009/12/18
新gTLDのExpression of Interest(EOI) / Pre-Registrations(事前申請) の草案を発表
ICANNはパブリックコメントを目的とした新gTLD 「Expressions of Interest(EOI) / Pre-Registrations(事前申請)」プロセスの草案を発表しました。この草案によると、新gTLDを申請する予定の全ての団体は、最初に「EOI / 事前申請」にて申請を希望する文字列および申請者の情報を提出する必要があります。
これは、新gTLD申請プログラムに対し事業関係者が推奨したプロセスとなります。ICANNの委員会は、今後「EOI / 事前申請」の草案について、更なるパブリックコメントに基づいて議論するよう指示をしました。従ってこのパブリックコメント以降に、詳細が決定する事になります。
パブリックコメントは2009/12/18に開始され、2010/01/27まで受け付けています。詳細はこちらでご確認ください。
今回提案されている「EOI / 事前申請」の草案は、このプロセスを機能させるために必要な詳細を含むことが目的ではなく、パブリックコメントに必要な情報を共有をすることを目的としています。このパブリックコメント期間終了後、ICANNは、事業関係者からのフィードバックを考慮して、2010年の第一四半期にプロセス実施の可否を決定する予定です。この決定によって承認された場合、最終的な「EOI/事前申請」の詳細およびスケジュールが発表されます。
「Expressions of Interest(EOI) / Pre-Registrations(事前申請)」重要案件:
- ・「EOI/事前申請」への参加は、最初の申請期間で新gTLDの申請における適性を確認するために必要です。
- ・「EOI/事前申請」に参加するにはUS$55,000の保証金が必要で、US$185,000の申請料金の一部として使われます。
- ・新gTLDプログラムが一定の期間内に開始されない場合は、保証金は返金可能です。詳細は最終版の「EOI/事前申請」に記載されます。
- ・「EOI/事前申請」に関するパブリックコメントはプロセス開始に先立ち、関係者の認識を合わせるために実施します。
- ・「EOI/事前申請」申請者は、申請団体および申請希望TLDに関する具体的な情報を提供することを要求され公表されます。
- ・「EOI/事前申請」の実施は、未解決問題の解決が条件となります。これらの問題の解決策はDraft Applicant Guidebookのバージョン4に掲載される予定です。