GMOドメインレジストリ株式会社

Applicant Guidebook version2 のドラフトのモジュール5が2月初めから利用可能ですが、ここでは新gTLD申し込みプロセスの最終段階で、適用できる手順を記述しています。具体的には、申込者が満たさなくてはならない必要な技術や、それ以外の条件に関するPre-Delegation（事前の委託）テストです。

ICANNはPre-Delegation（事前の委託）テストのアナウンスを掲載しました。このメモはパブリックコメントフォーラムで現在公開されています。

技術的なPre-Delegationテストの目的はApplicant Guidebookで記述されるICANNの技術的及び運用基準に従って、申請者がレジストリの運用責任を遂行できる事を確かめることです。

チェック項目としては、申請者が安全かつ安定して新gTLDを確実に運営できることです。これには3つのテストおよび各項目の前提条件を満たす必要があります。

• ・DNSインフラテスト
• ・レジストリシステムテスト
• ・継続したレジストリ運用ができること

ICANNは、現在提供されている情報に関するコメントを募集しています。応募されたコメントは、2009年9月に発表されるApplicant Guidebookのバージョン3に考慮される予定です。

Anti-Phishing Working Group (APWG) は、広範囲におよぶDNSと新gTLDの拡大に向けてフィッシングに代表される潜在的な不正行為に関する調査のドラフトを発表しました。この内容についてはICANN 新gTLD Overarching Issues Wikiでも確認できます。