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2012/06/23
デジタルアーチェリーの停止について
現在、ICANNは新gTLDプログラムの一環である、デジタルアーチェリーのオペレーションを停止しています。
一 番の理由は、タイムスタンプシステムが状況によっては予期せぬ結果を返答する、と申請者より報告があったためです。独自分析でも、これらの分散(一部は ネットワーク待ち時間の結果、その他はタイムスタンプシステムが個々の状況においてどのような返答をするかの結果)が確認されました。
タイムスタンプの受付は6月28日が締め切りでした。6月23日時点で申請書の約20%がタイムスタンプを入手しています。
タイムスタンププロセスに関する一般からの意見や多くの申請者がまだタイムスタンプを入手していないということから、プロセスのさらなる分析を行うため、デジタルアーチェリーのシステムを停止することを決定しました。
審査プロセスについては、予定通り継続して実施されます。審査基準の一定した申請を促進するための試験的審査を、独立した事務所が既に実行しています。TLDの委任する時間については、バッチ数とタイミングによって決まります。
今回の停止は、技術的な懸念を調査するための時間を与えることになります。ICANNのスタッフと理事は引き続きデジタルアーチェリーとバッチングに関するコミュニティーからの意見を聞いていきます。
既に収集したコミュニティー意見の情報やプラハで収集するコミュニティー意見の情報は理事会の新gTLD委員会により加重されます。新gTLD委員会は、コミュニティーの意見は十分に理解され、審査スケジュールの乱れを回避することを確実にするために取り組んでいきます。