ICANN News


News

2012/06/13
新TLD申請書が公表されました

インターネットのドメイン名システム(DNS)において歴史上画期的な出来事

本日、The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)は、インターネットのDNSにおいて歴史上最大の拡大になると期待されているgTLDの申請者および文字列を公表いたしました。

計1,930件の新gTLD申請書が、新gTLD申請プログラムの申請期間中に受理されました。

社長兼最高経営責任者であるRod Beckstrom氏は「我々は、オンライン革命の新時代の先端に立っており、これは、新しいビジネス、新しいマーケティングツール、新しい仕事、そしてコミュニティへつながり情報を共有する新たなる道を意味します。」と述べています。

Beckstrom氏は、どの組織がどの特定のドメインを申請したかを公表したロンドンニュース会合の中で、上記のコメントを述べました。

副社長のKurt Pritz氏は、申請書は今後、意見公募および異議申立て期間、厳格で、客観的、かつ独立した審査システムの対象となります、と述べました。

Pritz氏は、「世界中の誰もがどの申請書に対しても意見を提出することができる60日間の意見公募期間は本日開始となり、審査委員は提出された意見を検討します。誰かが、申請書に対して異議申立てする場合、彼らが異議申立てをする根拠があると信じているのであれば、申請書に対して正式な異議申立書を提出することができます。そして、7ヶ月間異議申立書を提出する期間が設けられています。」と述べています。

受理した1,930件の申請書の内訳は下記の通りです。
・地理的名称の申請: 66件
・アラビア語、中国語、キリル文字等の国際化ドメイン(IDN): 116件

60の国や地域からの申請書を受理し、ICANNの地理的地域で分類すると、下記の通りです。
・北米: 911件
・欧州: 675件
・アジア太平洋: 303件
・中南米/カリブ: 24件
・アフリカ: 17件

Beckstrom氏は、中南米/カリブおよびアフリカからの申請は、それらの地域にとって最初のgTLDとなる、と述べています。

また、Beckstrom氏は、新gTLDプログラムは、多種多様なインターネットのステークホルダーによる7年間に及ぶ国際的な協議および討論の結果である、と述べています。

ロンドンでの公表イベントの音声は、下記よりお聴きになれます。
http://www.icann.org/en/news/press/kits/reveal-day-audio-13jun12-en.htm

誰がどのgTLDを申請したかについては、下記よりご確認いただけます。
http://newgtlds.icann.org/en/program-status/application-results

申請書に対する意見提出は、下記より行うことができます。
http://newgtlds.icann.org/en/program-status/application-comments

異議申立ての提出は、下記より行うことができます。
http://newgtlds.icann.org/en/program-status/objection-dispute-resolution

新gTLDプログラムについての背景情報は、下記をご参照ください。
http://www.icann.org/en/news/press/kits/reveal-day-13jun12-en.htm

ICANNの地理的地域に関する情報は、下記をご参照ください。
http://archive.icann.org/en/meetings/montreal/geo-regions-topic.htm
 

ページトップへ戻る